第3号を発行しました。今回のテーマは「人類は暴力を克服できるか？」です。人類の歴史において「暴力は一貫して減少している」と論じて話題になったS.ピンカーの The Better Angels of Our Nature のレビューに加えて、「暴力と向き合うことについて真剣に考えてきたふたりの研究者」との対談を掲載しています。
対談して頂いたひとりは、オーストラリア先住民の家族や日本の児童福祉施設の職員・児童との関わりの中で暴力について考えてきた人類学者の飯嶋秀治先生（九州大学）、もうひとりは、精神分析や愛着理論に立脚して犯罪や暴力の問題に取り組んでいる心理学者の工藤晋平先生（本プログラム特定准教授）です。

第１号を発行しました。学際トークCAFEは、GSSプログラムが扱う諸問題について、一般の傾けに分かりやすく解説をするものです。第１号のテーマは「人類が生き延びるための知性とは？」です。